渡辺皓太
1998年10月18日生まれ
川崎市麻生区出身
川崎市の北部はよみうりランドが近いこともあり、東京ヴェルディでプロになった選手も多い。
渡辺皓太もその一人。ジュニア時代からヴェルディ一筋で過ごした小柄なMFだが、学校は小中高と川崎(※高校は途中から通信制の中央国際高へ)。アカデミー同期には現ヴェルディのDF深澤大輝がいた。
2017年にトップ昇格すると、1年目からJ2で27試合に出場。主力に成長した2019年には東京五輪世代を中心に構成されたコパ・アメリカへ参加し、同年8月に横浜F・マリノスへ引き抜かれている。
以降、2019年と2022年のJ1優勝などに大きく貢献。中盤のコンダクターとしてF・マリノスの攻撃サッカーを支えている。
山根陸
2003年8月17日生まれ
川崎市高津区出身
近年の横浜F・マリノスにおいて、「アカデミー出身期待の星」と言えばこの選手。山根陸は2023年のU-20ワールドカップにも出場した司令塔タイプの守備的MFだ。
小学校時代にスクールへ加入して以降、プライマリー、ジュニアユース、ユースと順調にステップアップ。2022年にトップ昇格すると早くもJ1で11試合に出場した。
サイドバックなど“便利屋”的に使われることも少なくなかったが、それもフットボーラーとして高い資質を持っているが故。今季チームが苦しい状況に陥るなか、山根個人としては一皮むけつつあり、4月20日の浦和レッズ戦で待望のJ1初ゴールを記録している。
ちなみに、同じ山根姓の日本代表DF山根視来は、川崎フロンターレで大きな飛躍を遂げてワールドカップにまで出場した、横浜市青葉区出身選手。山根陸もまずはA代表入りを目指す。