谷川萌々子が所属するバイエルン・ミュンヘンは、27日のフライブルク戦に3-1で勝利した。
この結果、2試合を残して優勝が決まり、女子ブンデスリーガ3連覇が確定している。
3月末に足首を負傷した谷川は、フライブルク戦でベンチに復帰し、チームメイトとともに優勝の喜びを分かち合っていた。
19歳の谷川は昨夏のパリ五輪ブラジル戦でスーパーゴールを決めるなど、なでしこジャパンで期待される逸材。昨季スウェーデンリーグで得点王とリーグ優勝を成し遂げると、今年1月に保有元であるバイエルンに復帰した。
ドイツでも圧巻のゴールを決めると、2月にはコロンビアとの代表戦でもまた超絶ゴールを叩き込んだ。
『Tagesspiegel』は、「チャンピオンズリーグ、ブンデスリーガ、DFBカップと重要な一戦が続いた2月と3月はシーズンで最も困難な時期だったが、絶対的主力が負傷離脱しても、バイエルンはチームとしての好パフォーマンスで感銘を与えた。これは谷川ら若手選手たちが活躍して結果を残したおかげでもある」と讃えていた。
バイエルン選手たちはビールかけもしていたが、ドイツはアルコールに寛容でビールなら16歳からOKだそう。
バイエルンは1日にはブレーメンとのDFBポカール(ドイツカップ)決勝が控えており、国内2冠を目指す。