アジア最強クラブを決めるAFCチャンピオンズリーグエリート。

川崎フロンターレは、3日に行われたアル・アハリとの決勝戦に0-2で敗れて惜しくも準優勝となった。敗戦後には思わず涙ぐむ選手も…。

試合後に川崎の選手たちは現地サウジまで応援に駆け付けたサポーターたちにお辞儀をするシーンがあり、「なんてこった。カワサキは素晴らしい、尊敬すべきチームだ。今日からチームを応援するよ」などとサウジファンも反応していた。

今大会の準々決勝以降はサウジでの集中開催となったが、「率直に言って、この大会は両チームにとって公平なものではなかった。本来中立の場であるはずで、不公平な状況にもかかわらず、彼らはノックアウトステージのほとんどを突破した」と敵地での連戦を戦った川崎を讃える現地の声もあった。

初のアジア制覇を成し遂げたアル・アハリは、サウジの政府系投資ファンドが保有するクラブのひとつで破格の資金力を持つ。

決勝戦のマンオブザマッチに選ばれたのは、元ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ。リヴァプールでも活躍した34歳の世界的スターだが、外国人枠の問題でサウジの国内リーグでは登録外になっている。

優勝後には「心の底から感じていることを言葉で表現することはできない。ここでは砂漠を通り抜けた。リーグ戦から外されて、チャンピオンズリーグには残されたが、あきらめなかった」とコメント。

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また、『Kooora』によれば、「友人のモハメド・サラーを恋しく思う。僕らはリヴァプールでともに歴史を作った。もし彼が今の僕のプレーを見ているなら、とても誇りに思う」とも話していたそう。

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