日本代表MF遠藤航が所属するリヴァプールは今季のプレミアリーグ優勝を決めた。

そうしたなか、地元リヴァプール生まれの生え抜きであるトレント・アレクサンダー=アーノルドが今季限りでの退団を発表した。

20年過ごしたクラブを去るのは人生で最も難しい決断だったとして、これまでの感謝をSNSに綴っている。

26歳のアレクサンダー=アーノルドは、リヴァプールで352試合に出場してきた主力選手だが、今季限りの契約を延長せずに退団を選んだ。レアル・マドリーへのフリー移籍が濃厚とされている。

そうしたなか、同じくリヴァプール出身でクラブのレジェンドOBであるジェイミー・キャラガーは、『The Telegraph』のコラムで「アレクサンダー=アーノルド、アンフィールドの英雄からKOP(リヴァプールサポーター)のライバルへ。クラブ絶好調時に退団を決断した地元出身選手は、レアル・マドリー移籍が予想されており、多くのリヴァプールファンの怒りを買うだろう」とつづった。

同じようにリヴァプールからレアルへの移籍を選んだマイケル・オーウェンらを例に挙げながらも、アレクサンダー=アーノルドのリヴァプールにおける貢献は決して損なわれることはないとしている。

そのうえで、「リヴァプールの赤をレアルの白に替えるのはライバルになるのを選んだということ。彼が次にアンフィールドに来るときは、バルセロナのシャツを着てマージーサイドに戻ってきたルイス・スアレスと同じ扱いを受けるということだ。月曜日の(退団)声明によって、アレクサンダー=アーノルドがリヴァプールに全面的にコミットしていたときに享受していたKOPからの無条件のサポートは消え去った。ビッグクラブではこうでなければならない」とも。

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リヴァプールの今季は残り3試合。11日のアーセナル戦、そして、最終戦となる26日のクリスタル・パレス戦は、聖地アンフィールドで戦う。

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