アレクシス・マカリステル

クラブ:リヴァプール

国籍:アルゼンチン

ワールドカップ優勝の実績を引っ提げて2023年にリヴァプール加入後、サラーやファン・ダイクの陰で黙々と貢献を続ける中盤の万能MFだ。

ボール奪取やパスカットで試合のテンポを支配しつつ、技術面では精密なロングシュートやタイミング重視のポジショニングを見せる。フラーフェンベルフとの中盤コンビは素晴らしい機能性を発揮し、守備にも攻撃にも幅広い責任を担う。

プレミアのファンやメディアからは話題にされる機会が減っているが、同僚や監督からの信頼は絶大で、勝負どころで必ず名前が挙がる選手だ。

ベルナルド・シウヴァ

クラブ:マンチェスター・シティ

国籍:ポルトガル

シティの“見えない歯車”として長年活躍し、今季はチームが低調でも一人際立ったパフォーマンスを維持しているベルナルド・シウヴァ。

ドリブル突破と左右両足によるフィニッシュ、プレッシングからの切り替えに至るまで非常に万能なミッドフィルダーとして重要な役割を担う。状況に応じてSBやウイングのカバーにも顔を出し、泥臭い守備対応も可能だ。

グアルディオラからの評価は高く、退団報道が出るたびに「失いたくない選手」のリストに名前が挙がる。まさにシティの生けるレジェンドだ。

エデルソン

クラブ:アタランタ

国籍:ブラジル

2022年の加入以来、アタランタ躍進の原動力となったブラジル人ボランチ。2023-24シーズンのUEFAヨーロッパリーグ制覇にも大きく貢献し、今季はセリエAでも中盤底からのインターセプトやタックルでチームの安定を支える。

高さとスピード、そして繊細な戦術理解を備え、攻守の切り替えをスムーズに行うことで試合のテンポを保つ。一方で足元の技術も高く、狭いスペースでも安定したプレーをし、ミドルパスでチャンスメイクする。

今夏にはマンチェスター・ユナイテッドからの関心が寄せられているという報道も出ており、ビッグクラブ移籍が現実味を帯びれば評価はさらに急騰するだろう。