8日に行われたUEFAヨーロッパリーグの準決勝セカンドレグは、マンチェスター・ユナイテッドとトッテナム・ホットスパーが勝利を収め、ファイナルへと駒を進める結果となった。
ファーストレグで3-0と勝利していたマンチェスター・ユナイテッドは、本拠地オールド・トラッフォードでアスレティック・ビルバオと対戦。
31分に失点を喫したものの、後半になってゴールラッシュ。72分にメイソン・マウントが同点弾を奪うと、その後カゼミロ、ラスムス・ホイルンが追加点を決めた。
さらに後半アディショナルタイムにはマウントがこの日2点目となる左足でのロングシュートを決め、4-1と勝利。2試合合計で7-1と大差をつけ、決勝に進出した。
ユナイテッド加入から2年となるマウントであるが、怪我に苦しんだこともあって半分以上の試合を欠場してきた。
しかしここに来て復調を見せており、ルベン・アモリン監督も「彼のような選手が毎日懸命に努力して、栄養バランスが良い食事をして、アイスバスに入ってケアをしているのを見ると、本当に助けたくなるよ。MFとしてもウイングとしてもプレーできるし、このポジションにぴったりだ。活躍がうれしいよ」と称賛していた。
さらに「次の試合のことだけを心配している。けが人が出ないようにしないといけない。決勝で勝てなければ我々にとってはあまり意味がないからね」と続け、「このクラブの監督であることの意味は言葉で言い表せないもの。プレミアリーグでは期待外れの成績になってしまったので、ファンに何かを与えたいんだ」と語っていたという。
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またDFのレニ・ヨロは「アスレティックは本当にいいチームだったし、先制点を与えたのでいいスタートではなかったが、素晴らしい夜だった」と語り、「彼らに祝福を言いたいんだ。4-1で負けていても諦めなかった。このようなチームと対戦できたのは、僕たちにとっても成長のいい機会になったと思う」と相手を称賛していたようだ。