チリ『PURANOTICIA.cl』が14日、スタジアム内で暴力事件が発生し、未成年者を含む3人が負傷したと伝えた。
同メディアによると、チリ1部のウニオン・ラ・カレラはホームのニコラス・チャワン・ナサル・スタジアムでサン・ルイス・デ・ギジョータとの試合中、後半12分にラ・カレラの一部サポーターが相手チームの観客席へ花火や閃光手榴弾を発射し、未成年者を含む3人を負傷させた。
これを受けて、審判員を務めていたクラウディオ・ディアス氏は試合の中断を決定。コパ・チレグループDの一戦は今後再試合が行われるか不透明のままだ。
地元のスポーツ評議会は「ピッチ周辺、ピッチ上、スタンド内を問わず、いかなる暴力行為も遺憾に思い、これを拒絶する。スポーツに暴力はあってはならない。ましてやサッカーにはあってはならない。
ウニオン・ラ・カレラとサン・ルイスのダービーで発生したような事件を公然と非難する。試合は中断されたが、これには然るべき措置をとる」と声明を発表し、同事件を厳しく非難した。