3位:ディエゴ・マラドーナ
国籍:アルゼンチン
所属したクラブ:ボカ、バルセロナ、ナポリなど
サッカー史において最も論争と伝説に彩られた選手、それがディエゴ・マラドーナだ。1986年ワールドカップのイングランド戦では、「神の手」ゴールと「世紀のゴール」という二つの象徴的なシーンをたった4分間で生み出した。
彼は母国アルゼンチンと、クラブキャリアの大半を過ごしたナポリの両方で象徴的な存在だ。特にナポリにおいては、クラブ史上初となるセリエA制覇を成し遂げるなど、街の歴史上最大の英雄となり、10は永久欠番になっている。
彼が所属していたころを最後にナポリはタイトルから長らく遠ざかり、再びリーグ優勝を果たすまでには33年の月日を要した。
2位:リオネル・メッシ
国籍:アルゼンチン
所属したクラブ:バルセロナ、PSG、インテル・マイアミ
サッカー史上最も完成された選手とも評されるリオネル・メッシ。そのドリブルはまるでボールが足に吸い付くようであり、ゴール前では冷静かつ正確なフィニッシュを見せた。
さらにパスのビジョンも卓越しており、プレーメーカーとしても得点源としても超一流。キャリアの中盤以降はフリーキッカーとしても世界屈指になり、かつては苦手だったペナルティキックも克服。まさにパーフェクトな選手になった。
バルセロナでは20年近くにわたってクラブを牽引。すべての大会でタイトルを獲得し、8度のバロンドールも手にしている。これまでのキャリアで738ゴール、396アシストを記録し、メッシはサッカー界において信じられないほどの高みへと到達した。