柏レイソルは9日、日本代表の活動に参加していたMF熊坂光希が、6月8日(日)のトレーニングで負傷し「右膝前十字靭帯断裂」と診断されたことを発表した。

熊坂は2001年4月15日生まれの24歳。埼玉県三郷市出身で柏のアカデミーで育ち、進学した東京国際大学でボランチとして開花。4年次には関東大学リーグ1部でベストイレブンに選出され、2024年に古巣の柏でプロ入りを果たす。

1年目はリーグ戦10試合の出場にとどまったものの、今季リカルド・ロドリゲス新監督のもとで定位置を掴むと、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツを彷彿とさせる大型ボランチとして活躍。この6月シリーズで日本代表に初招集されていた。

また、柏は同日、5月31日(土)のJ1第19節ヴィッセル神戸戦で負傷したMF手塚康平が「左膝前十字靭帯断裂、外側半月板損傷」と診断されたことも発表。J1で4位と好調なチームにとって中盤の相次ぐ長期離脱となってしまった。

「前十字靭帯の怪我を乗り越えた」スター10名

柏レイソルは今週、11日(水)に天皇杯2回戦で東洋大学、15日(日)に東京ヴェルディと対戦する。

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