チリ1部のCDパレスティーノは18日、人道支援の列に並んでいたパレスチナ人サッカー選手のムスタファ・メト、アブドゥラー・マゼン・ハウィラの2人がイスラエル軍の攻撃によって殺害されたとクラブの公式Xで伝え、強く非難した。
パレスティーノはその名の通り、1920年にパレスチナからの移民が創設したクラブ。現在もパレスチナにルーツを持つ人々にとって特別な存在となっている。
同クラブはXで以下のコメントを掲載した。
「人道支援に並んでいた2人の若いパレスチナ人サッカー選手がイスラエル軍に殺害されました。2023年10月7日以降、ガザでは200人以上のサッカー選手が殺害されています。スポーツに対するこれらの重大な犯罪は処罰されるべきであり、私たちは関係機関に状況の見直しを強く求めます」
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昨年5月には、パレスティーノの選手たちがガザ地区でイスラエル軍によって殺害されたパレスチナ人の“見えない子どもたち”の手を取ってピッチに入場し、大きな反響を呼んだ。