日本代表も戦う東アジアE-1選手権2025が韓国で開幕した。
日本のスポーツブランド『SFIDA』は、今大会のオフィシャルスポンサーを務めており、大会公式試合球には、『キャプテン翼』とのコラボレーションによって誕生した彼らの「TSUBASA」ブランドより、サッカーボール「TSUBASA PRO」が採用されている。
「TSUBASA PRO」のデザインコンセプトは『Spread your wings with a drive shot.』(ドライブシュートで翼を世界に広げよう)。
キャプテン翼の象徴である“大空翼”の必殺シュートをモチーフにしたデザインを採用。世界中のフットボーラーが抱く夢や情熱を、翼の鼓動として表現したデザインとなっている。
国境を越え、想いが重なり、空高く羽ばたく——アジアのフットボール文化発展への願いを込めたボールだ。以下はリリースよりボールの特長。
・サーマル製法を採用し、パネル接合部の凹凸をなくすことで真球性が向上。安定した飛翔性能と理想的な蹴り心地を実現
・表面にきめ細やかなテクスチャーを施したハイエンドモデル
・雨天時にも安心の吸水防止構造(砂防止バルブ採用)
FIFA QUALITY PRO 認証取得/JFA検定球
サイズ:5号球
生産国:中国
『キャプテン翼』の原作者である高橋陽一氏は今回のコラボについて以下のように語っている。
「この度SFIDAさんと『キャプテン翼』のコラボで、「TSUBASA」という名前のボールが誕生し、東アジアE-1サッカー選手権2025の公式球にもなるということを大変うれしく思います。
東アジアE-1サッカー選手権2025に参加する日本代表チームがどのようなメンバーになるのか、現時点ではわかりませんが、おそらくこれからA代表に定着しようとする選手や、海外リーグやJリーグで勢いのある注目選手が選ばれるのだろうと思います。
大空翼たちのように、どんな状況でも前を向いて諦めず、目標にむかって戦い続けてくれることを期待していますし、もちろん優勝することも願っています。
大会公式球以外では、描き下ろしたイラストの入ったデザインのボールもありますので、子供たちを中心に、多くの人にこのボールでサッカーを楽しんでもらいたいと思います」
目覚ましい成長を見せているアジアのサッカー市場だが、育成環境などはまだ十分ではない。
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そこでキャプテン翼とフットボールブランドSFIDAが手を組み、『ボールはともだち。』をコンセプトに、万国共通のプロダクトであるサッカーボールを中心とした取り組みでアジアのサッカー文化の発展を目指すとのことだ。