J3松本山雅FCのFW浅川隼人が自身の考えをXにつづった。

昨季より松本へ加入した浅川は、30歳のベテランフォワード。千葉県立八千代高から桐蔭横浜大へ進学し、Y.S.C.C.横浜、ロアッソ熊本、奈良クラブとキャリアを重ねてきた。

浅川は今月8日、自身のXで松本の平均観客数が減っていると言及。「どうやったら観に来ていただけるか」という同選手の発言には、さまざまな反応が寄せられた中、「結果が全て!勝てば増えると思います」というコメントに反応した。

浅川は「選手である以上結果を出すことが大前提で僕も同意します。ただ結果は終わってからしか判断できず、それだけを見て、経営やクラブを継続していくのは難しいかなと。山雅のサポーターの皆さんはクラブを自分の家族のように身近に、自分ごとに感じて頂いているからこそ今があるのかなと思っています」と持論を続けた。

「未来永劫このクラブがこの街に根付き文化として残り続ける為には、山雅を知らない方、これからの子供達にどれだけ知ってもらえるか、観に来たいと思っていただけるかを色んな側面から考えて、地道にアプローチが必要になってくると僕は思っています。その中でもちろん「強いから」という理由は存在するかもしれませんが、どの国のどのクラブを見ても創設してから今まで勝ち続けられているクラブはありません」

「だからこそ僕は家族に選手がいたらどんな時でも応援するよなというところから、「身近に感じてもらう」「日常に触れ合う接点を多くつくる」というものが一つ選手ができることなのかなと思い活動しています。うちのクラブには他のどこにもないこれに似た魅力があると信じています。だからこそプロサッカー選手浅川隼人だけではなく、浅川隼人として、いろんな顔を皆さんに見せていきたいと思っています!」

ファン・サポーターからは「苦しい状況の中、いつも発信ありがとうございます」「ご縁があって松本にきて、こんな愛のあるコメントをありがとうございます」「隼人くんは、中田ヒデくんの様なニオイ?近い?タイプの選手だと感じてる」などと、コメントが送られた。

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なお、松本はJ3第19節終了時点で12位につけており、直近リーグ戦3試合は未勝利となっている。

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