日系人の中村健治が代表に招集されたペルー。
『Trome』によれば、そのペルーでショッキングな死亡事故があったという。
その事件は、北部カハマルカで起きた。23歳のダビド・フアレスさんは、試合中に頭部を激しく蹴られるなど暴行を受けると、数日後に死亡しているのが発見された。
「試合中に頭部へ残忍な蹴りを受けたサッカー選手が死亡。遺族は当局の医療過誤と非難し、コミュニティは正義を求めている。
カハマルカのサッカー界は悲しみに包まれている。防犯カメラにとらえられた事件では、タックルを受けて倒れたフアレスが防御の隙もなく相手選手に激しく殴打される様子が映っている。
胸が張り裂けるような光景だ。地面に倒れたままの彼は容赦なく殴打された。激しい打撃にもかかわらず、試合は通常通り続けられ、遺族によると、彼は適切な医療処置を受けられなかったという。数日後の3日木曜、自宅で死亡しているのが発見された。
コミュニティでは怒りが高まっている。友人や親族は、当局の怠慢を非難し、正義を糾弾。『犯人は正式に通報されていないし、逮捕もされていない。何も行われていない』と彼らは嘆いている。
犯人は相手チームの選手と特定されたが、姿を消した。遺族は、死についての正式な捜査を求めるため、検察庁に告訴すると発表。
保健省は、スポーツ中の頭部外傷の危険性について繰り返し警告してきた。専門家らは、フアレスが受けたような衝撃は、医療従事者によって直ちに治療されるべきだったと認めている。
『警告のサインは、意識喪失、嘔吐、混乱、激しい痛みなど。頭部への打撃を軽視すべきではない』と専門家は述べている。
非公式戦における緊急対応プロトコルの欠如は、依然として命を奪い続けている。今日、フアレスの名前はその痛ましいリストに加わった」
また、「遺族は犯人を裁きにかけるための真摯な捜査を求めている」としたうえで、「コミュニティでサッカーはもはや以前と同じようにはプレーされないだろう」とも伝えられている。