第105回天皇杯は7月16日、3回戦の15試合が各地で開催。J1のFC東京は、J2の大分トリニータとクラサスドーム大分で対戦し、2-0の勝利を収めた。

19分に長倉幹樹、33分に小泉慶のゴールでリードを奪ったFC東京。守っても大分のシュートを4本に抑えてアウェイでクリーンシートを達成している。

そんなFC東京、次のラウンド16の相手は、J1のセレッソ大阪に決定。実は、FC東京が天皇杯でJ1勢と対戦するのは、2016年大会の準々決勝川崎フロンターレ戦以来9年ぶりとなる。

2011年大会では、当時J2所属(優勝でJ1昇格決定済み)ながら天皇杯初制覇を成し遂げたFC東京だが、ここ8大会の対戦成績はこちら。

■2017年大会
2回戦:AC長野パルセイロ(J3)●1-1(PK4-5)

■2018年大会
2回戦:流通経済大学ドラゴンズ龍ヶ崎○4-2
3回戦:アルビレックス新潟(J2)○3-1
ラウンド16:モンテディオ山形(J2)●1-1(PK6-7)

■2019年大会
2回戦:桐蔭横浜大学○1-0
3回戦:ヴァンフォーレ甲府(J2)●0-1

■2020年大会
※コロナ禍のため未出場

■2021年大会
2回戦:順天堂大学●1-2

■2022年大会
2回戦:富士大学○2-0
3回戦:V・ファーレン長崎(J2)●2-3

■2023年大会
2回戦:福島ユナイテッドFC(J3)○3-1
3回戦:東京ヴェルディ(J2)○1-1(PK9-8)
ラウンド16:ロアッソ熊本(J2)●0-2

■2024年大会
2回戦:ヴィアティン三重○3-0
3回戦:ジェフユナイテッド千葉(J2)●1-2

J1チームは基本的に2回戦から登場。早ければ3回戦でJ1対決が実現し、ラウンド16ともなればJ1勢が多数を占める。

しかし、FC東京は2度のラウンド16進出時、いずれも3回戦でJ1勢を破ったJ2クラブ(山形と熊本)と対戦。結果、2試合連続の“ジャイアントキリング”を許し敗退に追い込まれている。

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FC東京にとって久々となる天皇杯でのJ1戦、相手は3回戦で徳島ヴォルティスに2-0と快勝したセレッソ大阪に。注目のラウンド16は8月6日(水)に行われる。

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