今夏二人目の補強!今後の補強動向はどうなるか
千葉の今季途中加入はFW森海渡に続き、イサカが二人目となった。
以前森のコラムで、関係者によればFW小森飛絢(ひいろ)のJ1浦和レッズ完全移籍により1億5000万円超えの巨大資金を千葉は得たと書いた。
森は横浜FCからの期限付き移籍であり、資金的に余裕があると推測される中でイサカを完全移籍で獲得した。
今季リーグ戦23試合に出場したイサカだが、先発出場は8試合と序列を落としつつある状況だった。ただ直近2季で1シーズン先発30試合5得点以上を記録している実績があるアタッカーなだけに、決して安価な選手ではないだろう。
世界的な移籍情報サイト『Transfermarkt』によると、イサカの推定市場価格は50万ユーロ(約8647万円)であり、『小森資金』の半分強に当たる。
ただ移籍情報サイトの額面通りに市場が動くわけではなく、強化部の交渉で違約金の価格は上下する。
今回の移籍で多額の資金は投入されたと推測されるが、『小森資金』やスポンサードなどで資金力があると見られている千葉は、まだまだ余裕があるだろうと複数関係者は見ているようだ。
ただ傾向としては小森の移籍により森が加入し、田中の負傷離脱後にイサカが加入したことから、アクシデントや移籍で抜けた穴を埋める補強方針の可能性が高い。
実際にGK若原智哉が2月に負傷離脱した際に、スペイン人GKホセ・スアレスを獲得したことから、今後移籍などで抜けた穴がなければ積極的な補強はないだろうと関係者は見ているようだ。
ただあるプロサッカー関係者は「千葉は資金力もあるし、後半戦に入っても自動昇格圏の2位に付けている。この好機を逃せばJ1復帰が遠ざかるし、次の機会なんて読めない。ここで(新たな補強に)動く可能性は十分にある」と話していた。
ジェフユナイテッド千葉新加入FW森海渡の実力とは!?今後の千葉の補強動向にも迫る
今季はイサカの獲得を最後に千葉の補強は終わるのか。積極補強を進めるオリジナル10の名門の補強動向から目が離せない。