現在日本で放送されている海外リーグは、イングランド、ドイツ、スペイン、イタリア、そしてUEFAチャンピオンズリーグとUEFAヨーロッパリーグ、コパ・リベルタドーレスにコパ・スダメリカーナ。「前よりも減ったな、他の国も見たいな」と思っている方も多いでしょう。

しかし、近年はテレビだけが試合視聴の手段というわけではありません。とはいえ、海外でのサービスはまだまだ日本では有名になっておらずマイナーな存在です。そこで、今回からしばらく、インターネット経由での試合視聴についてご紹介を行いたいと思います。

ネット上では様々な方法が存在しますが、法に抵触するものも少なくありません。またウイルスなどの危険性も多く孕んでいます。そういったものは避けるのが無難です。何よりクラブやリーグなどにお金が行きませんので、ファンとしては心苦しいですよね。ここではそういった法的に怪しいものではなく、公式に配信されているものを取り上げます。

最初にご紹介するのは、定番の「uefa.com」(http://jp.uefa.com/)です。

以前は日本語でも某ブロードバンド放送局との提携でサービスが提供されており、チャンピオンズリーグが配信されていましたが、今年でサービスが終了し、日本向けの配信が終了してしまいました。

しかし、uefa.com英語版でのサービスは継続しており、日本在住の方でも入会が可能です。しかもヨーロッパリーグ、欧州選手権、また欧州U-17、U-19、U-21選手権などの若年層の大会、フットサルや女子の大会も配信されており、かつての日本語版よりもかなり贅沢な内容です。また、今までは準決勝からしか配信されなかったUEFAカップが、2009-2010シーズンからヨーロッパリーグに変わり、グループステージから全試合が配信されることになりました。過去のアーカイブもずっと残っているので、年々お得感が増しますね。

日本語版のuefa.comのページからは、右に表示される“REPLAY”と書かれた赤いバナーをクリックし、さらに出てきた「ホームページへ」をクリックすると英語版の配信ページに移動できます。

料金体系は1試合1.99ドルの“MATCHPACK”と1年間39.99ドルで見放題の“ANNUAL PASS”が用意されています(サイトの画面表示ではそれぞれ1.99ユーロ、29.99ユーロとなっていますが、日本ではドルでの購入になるようです)。他と比べると料金は割安ですね。 文字数の関係で詳しい登録方法はご紹介できませんが、英語ですし、翻訳ソフトを使えば容易に登録は可能だと思います。

日本で一般的に流通しているものはVISAとMasterCardが使用出来ます。「クレジットはちょっと…」という方は、各銀行で発行されているVISAデビットカードを利用することも可能です。

それでは、皆さんがより「見たい試合を見られる」ようになることを祈って連載の第一回を締めたいと思います。次回をお楽しみに。

【厳選Qoly】サガン鳥栖MF長沼洋一「WBが嫌だった」から始まった武者修行…川井健太監督との出会い、苦節8年目での二桁ゴール(インタビュー)

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら