5月5日、ローマで行われたコッパ・イタリアの決勝で、インテルがローマを1-0で下し、1つ目のタイトルを手にした。
ローマは大黒柱のトッティがベンチスタート。トーニが先発出場した。インテルは欠場が予想されたスナイデルが先発も、ブルディッソとの接触の際に負傷。バロテッリとの交代を余儀なくされた。
試合が動いたのは前半40分。3人のマーカーを引き連れて右足を振り抜くとボールはゴールに突き刺さった。ミリートは抜群の決定力を見せ、大舞台で結果を残した。
取り返したいローマはブルディッソとピサーロを下げ、マルコ・モッタとトッティを投入。しかし、攻めながらも試合をコントロールすることはできず、いたずらに時間だけが過ぎていく。そして88分、試合が終わりを告げる。トッティがバロテッリを蹴飛ばして一発退場。ローマの王子は苦言を呈してきたバロテッリに見本を示すことができなかった。
ミリート弾で勝利したインテルは今季1つ目のタイトルを掴んだ。スクデット、CLと今季のインテルが伝説となる日が刻一刻と近づきつつある。