パフタコール(ウズベキスタン)
予選グループ成績:グループC 3勝3敗 2位
国内リーグ成績:18勝10分2敗 2位 (2009)
Club DATA
本拠地 タシュケント
設立年度 1956年
チームカラー 黄色
監督 ミオドラグ・ラドゥロヴィッチ(モンテネグロ)
FORMATION
GL REVIEW

2005年のブニョドコル設立以前、ウズベキスタンの盟主といえばパフタコールであった。現在も国内リーグでは好成績をあげているが、ブニョドコルが持つ常識外れの資金力の前には流石に後れを取り、2年連続で2位に甘んじている。ただしカップ戦ではしっかりタイトルを奪取しており、力が落ちたというわけでは決してない。現在もウズベキスタン代表クラスの選手が揃い、中東の強豪とも十分に渡り合える。特にトップ下のオディル・アーメドフと、ウイングのスタニスラフ・アンドレーエフ、最前線のゲインリフは非常に優れた選手。彼らが力を発揮できれば、例え強豪相手でも退ける力がある。

一方で、この3人以外の選手がやや物足りないところがある。ボランチや最終ラインは技術が足りず、プレッシャーを受けるとボールをよく失ってしまう。かといって守備力があるかというと、旧ロシアの宿命として、パワーは優秀だがスピードへの対応に問題を抱えており、ラフさが目立つ。

KEY PLAYER
オディル・アーメドフ(ウズベキスタン)
本職はボランチだが、攻撃力を生かして現在はトップ下を務める。長身ながらスピードとテクニックに優れ、鋭いドリブル突破を見せるほか、パスも正確でミドルシュートも強烈。またグループリーグでハットトリックを達成したことからも分かるとおり、得点力も高い。もちろん元ボランチらしく守備力もある。非常に万能性がある選手だ。
スタニスラフ・アンドレーエフ(ウズベキスタン)
サイドから鋭いドリブル突破を見せる左利きのウインガー。アーメドフに気を取られていると彼のドリブルに切り裂かれてしまうだろう。22歳という若さながら既に攻撃の中心選手の一人。
アレクサンデル・ゲインリフ(ウズベキスタン)
アーメドフを生かしているのはこの最前線のチャンスメイカーといって良い。無骨な外見だがテクニックに優れており、ドリブルキープや突破、そして味方を使う正確なパスで「違い」を作り出せる選手。

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