どのW杯においても、「怪我で不参加となったスタープレイヤー」というのは付きものだ。今大会では、既にドイツ代表のミハエル・バラックやガーナ代表のマイケル・エシエンなどが大会に参加出来ないことが発表されているが、さらに、そこに新たに2人の名前が加わることになりそうだ。
一人目はコートジボワールの主役、ディディエ・ドログバ。アフリカ最強とも称される“エレファンツ”を牽引するストライカーは、4日に行われた日本戦で闘莉王と接触して右手を負傷。その程度は公式発表されていないが、予想以上に重傷のようで、既に同代表のスタッフが23名の選手リストから彼を除名する手続きに入ったという報道もされている。
二人目はイングランドのキャプテン、リオ・ファーディナンド。こちらは4日のトレーニング中に左膝を痛め病院へ直行。まだ検査結果待ちの状態であり、チームに戻ってくる可能性はあるが、故障離脱となる可能性のほうが色濃いようだ。
4年に一度の祭典に世界最高峰のフットボーラー達を見れないことは、世界中のサッカーファンにとっても残念極まりないが、それ以上に本人達は悲痛な思いを胸に抱くことだろう。