遂に開幕を迎えるワールドカップ南アフリカ大会。Qolyではワールドカップに関するミニ情報を、知ってて得する情報から、知ってても得しない情報まで(笑)、幅広くお届けします。第1回は「親子鷹」。

親子鷹と言えば、親子が揃って活躍する事を示しますが、サッカー界でも名選手の息子が名選手として活躍したり、監督と息子が同じチームで戦う、違うチームで対戦するケースが存在します。ワールドカップにおいても数多くの「親子鷹」が存在しました。

日本代表が初めてワールドカップに参加した1998年は、イタリア代表はマルディーニ親子で大会に挑みました。父チェーザレ・マルディーニが監督、息子パオロ・マルディーニは主将としてチームを牽引しました。2006年大会ではクラニチャール親子がドイツ大会に挑みました。当時は「親の七光り」などと揶揄されていた息子のニコですが、現在はクロアチアを代表する選手の1人として活躍中。父ズラトコもホッと胸をなで下ろしていることでしょう。

今回の南アフリカ大会では、4組の親子鷹が登場します。数え間違えてなければ(笑)。1組目の親子鷹はアメリカ代表のブラッドリー親子。父のボブの下、アメリカ代表はハードワークと鋭いカウンターを武器とする好チームに仕上がっています。息子のマイケルは中盤の要。当初は懐疑の目や批判の声も大きかったのですが、予選で4得点を挙げるなどチームに欠かせない存在へと成長しました。