2010FIFAW杯グループC第1節のイングランド対アメリカは、1-1の痛み分けに終わった。以下は、アメリカ代表の選手を個別に採点したものである。(出場時間が短く、評価が難しい選手は除外している。)

■No.1 ティム・ハワード 【GK】 7.5

再三のファインセーブでピンチを救い、引き分けの原動力となった。周囲を鼓舞し続けたコーチングも光った。

■No.3 カルロス・ボカネグラ 【LB】 6.0

代表ではセンターバックを任されることが多かったが、今夜は、【格上相手】に守備的左サイドバックとして堅実なプレイを見せた。

■No.4ツꀀ マイケル・ブラッドリー 【CH】 6.0

本来の攻撃的な姿勢は影を潜めたがボランチとして守備的な役割を全う。バイタルエリアを封鎖し、ピンチを未然に防いだ。

■No.5 オグチ・オニェウ 【CB】 6.5

決して調子が良いとは言えず、裏を突かれるシーンもあったが、その高さは攻守両面で他を圧倒。期間中に本調子に持っていきたい。

■No.6 スティーヴ・チェルンドロ 【RB】 6.0

前半は攻撃的な姿勢を示したが、ライト=フィリップスが入ってからは守備に追われる機会が増加。少し物足りなさが残った。

■No.8 クリント・デンプシー 【LH】 6.5

グリーンのミスを生んだミドルシュートで同点弾を記録。守備面でも献身的なカバーリングやチェイシングを一貫していた。

■No.10 ランドン・ドノヴァン 【RH】5.5

担当したプレイスキックでは良いボールを供給していたが、自慢のスピードを活かす機会は作れず、試合から消えているシーンも多かった。

■No.13 リカルド・クラーク 【CH】 6.0

ボランチの一角としてブラッドリーと共に地味に守備的な役割を果たしたが、失点の場面ではジェラードの マークを離してしまった。

■No.13 ジェイ・デメリット 【CB】 5.5

所々でインターセプトやマーキングに遅れが生じ、ハワードから叱責されるシーンもあったが、全体的には及第点。

■No.17 ジョジー・アルティドア 【FT】 6.0

カウンターから自ら持ち込んでシュートを放ったシーンはGKとポストに阻まれたが、高い潜在能力を顕示した。

■No.20 ロビー・ファインドリー 【ST】 5.5

自慢のスピードはイングランド守備陣に冷や汗をかかせたが、一方でフィジカル面の弱さを露呈。次戦はベンチスタートか。

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