初戦を白星で飾った両チームの対戦。競った試合が期待されたが、前半にセットプレーから2点のリードを奪ったアルゼンチンがイグアインのハットトリックなどで4-1の快勝。決勝トーナメント進出に大きく近づいた。下記は、韓国戦でのアルゼンチン代表の出場選手を個別に採点したものである。
■No.1 セルヒオ・ロメロ 【GK】 5.5
彼が目立つ場面は無かった。
■No.2 マルティン・デミケリス 【CB】 4.5
イ・チョンヨンの後方からのプレッシングに気付かず、ボールを奪われて失点。ディフェンスとしてあってはならない決定的なミスを犯した。
■No.6 ガブリエル・エインセ 【LB】 5.5
プロ意識の高い彼らしくいつもどおり献身的なプレーを見せたが、守備的で特に目立つ事もなく。
■No.7 アンヘル・ディ・マリア 【LH】 5.5
惜しいボレーシュートなどあったが、彼本来の能力を考えれば物足りない。
■No.9 ゴンサロ・イグアイン 【FT】 7.5
ディエゴ・ミリートの起用を望む声が強く、プレッシャーの掛かるなかチャンスを逃すこともあったが、終わってみればハットトリック。
■No.10 リオネル・メッシ 【OH】 7.5
得点こそ無かったが全得点に絡む活躍。初戦に続いて「代表で活躍できない」という批判を封じ込めるほどの存在感を示した。
■No.11 カルロス・テベス 【FT】 6.5
得点には絡めなかったが、力強い突破やボールキープ、前線でのプレッシングなど彼らしさを発揮。
■No.13 ワルテル・サムエル 【CB】 採点無し
前半早々に負傷交代。
■No.14 ハビエル・マスケラーノ 【DH】 6.0
中盤の守備を1人でカバーし、攻撃では左右にボールを展開。
■No.17 ホナス・グティエレス 【RB】 5.0
クレームでイエローカードを貰い、次節出場停止。本職ではないポジションにまだまだ悪戦苦闘しており、これからより高いレベルでの試合に不安が残る。
■No.20 マクシ・ロドリゲス 【RH】 5.5
ベロンの代役だったが無難なプレーに終始。可もなく不可もなく。
■No.4 ニコラス・ブルディッソ 【CB】 6.0
サムエルの負傷により急遽投入されたが、ユーティリティー性の高い彼らしくすんなりと試合に入り、チームの2点目をヘディングでアシスト。
■No.16 セルヒオ・アグエロ 【FT】 6.5
出場時間は短かったが、メッシとのコンビネーションで2得点に絡み、1アシスト。
■No.5 マリオ・ボラッティ 【DH】 採点無し
守備固めの投入。短時間のため割愛。
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