王者イタリアの2戦目。先制ゴールを挙げたニュージーランドの徹底した守備戦術を前に、PKでの1点のみに終わったイタリアは2試合連続のドローに終わった。下記はニュージーランド戦でのイタリア代表のスターティングメンバーを個別に評価したものである。
■No.12 マルケッティ 【GK】 5.5
シュートがほぼ飛んでこない状況で判断が難しい。失点シーンも仕方ない類のもの。
■No.3 クリッシト 【LB】 5.0
ボディコンタクトに苦戦し、対峙するバートンの仕掛けへの対応にも苦労した。クロスの精度にも安定感を欠いた。
■No.4 キエッリーニ 【CB】 6.0
ウッドやキレンとの肉弾戦に動じることなく、的確なカヴァーリングも見せた。
■No.5 カンナヴァーロ 【CB】 4.5
突然ボールが現れたとは言え失点に繋がるプレーは頂けない。ウッドに手を焼き、1戦目のパフォーマンスに比べ物足りない内容。
■No.6 デ・ロッシ 【CH】 5.5
ボールを離すのがワンテンポ遅い上に、そのイメージも良くなく攻撃にリズムを作り切れなかった。PKを貰った狡猾なプレーはチームを救ったが・・・。
■No.7 ペーペ 【RH】 5.0
スペースがあってこそ生きるプレイスタイル故、引いて守るニュージーランドが相手では力を出し切れず。
■No.9 ヤクインタ 【FT】6.0
持ち前のフィジカルの強さで五分に渡り合い相手を脅かすも、流れの中で決定的な仕事はできず。PKを決めて及第点。
■No.11 ジラルディーノ 【FT】 3.5
パラグアイ戦に続いて、格下のニュージランド相手にも一切仕事を出来ずに前半で交代。
■No.15 マルキージオ 【LH】 4.0
左サイドでの起用となったがここでもフィットせず。ボールを受ける動きが少なく、ボールホルダー時もミスを恐れているようなプレーが大半。
■No.19 ザンブロッタ 【RB】 6.0
アグレッシブな仕掛けやランニングを見せ攻撃に厚みを持たせた。コンディションは上向いてきたか。
■No.22 モントリーヴォ 【CH】 5.5
ポストに当たるミドルシュートや組み立てなどある程度持ち味は出せたが、もう少しプレイエリアを広くしたい。
（途中出場）
■No.10 ディ・ナターレ【LH】5.5
昨季のセリエA得点王を持ってしても、逆転ゴールは奪えず。ニュージランドゴールを脅かすシュートチャンスはあったものの、一方で周りとかみ合っていないシーンも多かった。
■No.21 カモラネージ【OH/RH】5.5
後半開始からペーペに代わって出場。惜しいミドルシュートはあったが、本調子ではなかった。
■No.20 パッツィーニ【FT】3.5
61分から登場したが、ボールに触った回数は数えられるほどでシュートも当然ゼロ。次戦以降に出場機会が与えらるかも怪しい。
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hatena