大会12日目を迎え、ついにグループステージ最終戦を迎えます。今日はグループAの2試合、グループBの2試合の計4試合。グループごとに同時刻に行われます。

【Match 33】 メキシコ VS ウルグアイ (ルステンブルク)

引き分けでも決勝トーナメントが決まる両チーム。負けた場合は順位が入れ替わる可能性がある為、消極的な戦いが予想されます。しかし、グループ首位で通過は、グループBの2位通過との対戦が濃厚の為、グループB首位通過が予想されるアルゼンチンとの対戦を避けたい両チームだけに、白熱の試合となる事も予想されます。

【Match 34】 フランス VS 南アフリカ (マウガウング/ブルームフォンテーン)

自力突破の可能性の無い両チームの対戦。アネルカ問題に揺れるフランスと開催国の義務の実現が困難な南アフリカ。共に一縷の望みをかけて勝利を目指します。フランスは空中分解から奇跡の結束が必要であり、南アフリカは地元の声援をパワーに変えねばなりません。

【Match 35】 ナイジェリア VS 韓国 (ダーバン)

グループB4位のナイジェリアとグループ2位の韓国の対戦。ナイジェリアは自力突破の可能性は無く、2点差以上での勝利とボロクワネで行われる試合でギリシャが敗れる事が決勝トーナメント進出の条件。対する韓国は、自力突破する為には、ギリシャと同じ成績以上で試合を終えねばならないという難しいミッションに挑みます。

【Match 36】 ギリシャ VS アルゼンチン (ボロクワネ)

2連勝でほぼ決勝トーナメント進出の決まったアルゼンチンと韓国の状況に左右されるギリシャの対戦。アルゼンチンは決勝トーナメント進出が決定的ですが、敗れた場合敗退の可能性もあるため、引き分け以上を狙って手堅いサッカーを展開するでしょう。ギリシャは勝利が絶対条件です。得失点差、総督点差での争いになる可能性もあるだけに、最初から飛ばしていくのではないでしょうか。なお、ギリシャ対アルゼンチンの試合は、マラドーナ監督が得点を挙げて絶叫した1994年のワールドカップの試合以来。マラドーナ監督にとってワールドカップ最後の試合でした。

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