Rubin
1
1-0
0-1
1
Barcelona
ノボア(PK) 30'
得点者
50' ビジャ(PK)

昨季に引き続き、ルビンがホームでバルセロナとドローを演じた。

09/10のUEFACLグループステージでバルセロナと同居したルビンは、当時の欧州王者であった彼らを相手にカンプノウで2-1で勝利。ホームでも引き分けという世界を驚嘆させる成績を残したが、今夜も終始バルサを苦しめた。

「ボールを奪われたらすぐさま帰陣してスペースを埋め、カウンターのワンチャンスに賭ける」という、バルサを封じるための代表的な対抗策を取ったルビンを相手に、バルセロナはいつも通り、パス&ムーブを有機的に行いながらフリースペースを模索する戦術をとるが、ルビンの組織立った守備の前に苦戦。13分には、DFラインのミスを突いたペドロがゴールキーパーと1vs1となる、またとない“棚ぼたチャンス”が訪れるが、ボールはクロスバーを直撃。結果的にはこの不運が後の結果に大きく響くことに・・・。

29分、PA内に侵入したカレシンのドリブルを止めようとタックルを仕掛けたダニ・アウヴェスの足が遅れて入り、判定はPKに。この千載一遇のチャンスをキャプテンのノボアが強烈なシュートで掴み、ルビンが先制点を奪った。

その後も、「守るルビン、攻めるバルサ」という構図で試合が進行。どこまでルビンが持ちこたえるかという展開となった。だが、後半戦に入り、バルセロナがサイドアタックとドリブルチャレンジを増やしたことで、徐々にゴールに近づけるようになると、58分にイニエスタがPAでドリブルを仕掛けたところをグルジア代表サルクヴァーゼがアフターチャージ。今度は、バルセロナがPKのチャンスを活かし、同点に追いついてみせた。

このゴールにより、ルビンはFWの枚数を一枚減らして守備組織を強化。4バックの両端をサイドハーフで固めた、“6-3-1”とも呼べるフォーメーションで引き分け狙いを画策。終盤戦には、双方に決定機が訪れたが、両者共に後一歩が足りず、昨季の番狂わせが繰り返されることとなった。


【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手