Finland
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1
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0-0
1-2 |
2
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Hungary
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フォルセル | 86' |
得点者
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50' 90+4' |
サライ ジュジャーク |
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モルドバ、オランダに連敗という苦しいスタートを切ったフィンランドが、モルドバ、サンマリノに連勝中のハンガリーをホームに迎えた。フィンランドは負傷したエンケルマンに代わって急遽招集された、35歳のヤースケライネンが驚きの先発。ハンガリーはサンマリノ戦でハットトリックを決めた、元レアル・マドリー・カスティージャ、現在ブンデスリーガ首位のマインツで3得点を挙げているサライが前戦に続き1トップに入った。
試合は五分五分の内容も、お互いが崩しきれずに後半へ。今年7月に就任したハンガリーのエゲルヴァーリ監督はドリブラーのルドルフを前半で諦め、局面を動かしながら決定的なパスも出せる攻撃的MFのコマンをピッチに送り出す。すると50分、カウンターからコマンが裏へ抜け出すサライへラストパス。22歳のストライカーはGKをかわし、確実にゴールマウスへ流しこんだ。先制されたフィンランドのバクスター監督は72分、リトマネンとアレクセイ・エレメンコ Jr.を投入。前がかりになったことでフィンランドはペースを掴み、86分、A・エレメンコのループパスからフォルセルが決めて追いつくことに成功する。しかし、その後一気に逆転を目指した結果カウンター合戦となり、ロスタイム4分が経過しようかというラストプレーで、ジュジャークの決勝弾を許してしまった。
ハンガリーは3連勝でグループ首位のオランダを追走。逆にフィンランドは3連敗となり、早くも黄色信号がともった。
(筆:Qoly編集部 O)
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