ローマ
創立 | 1927年 |
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ホームタウン | ローマ |
本拠地 | スタディオ・オリンピコ (72,700人収容) |
監督 | クラウディオ・ラニエリ |
昨シーズンの成績 | 24勝8分6敗 2位 |
OUT | |
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アーメド・バルッソ | リヴォルノ |
レアンドロ・グレコ | パドヴァ |
アレッシオ・チェルチ | フィオレンティーナ |
ヴァレリオ・ヴィルガ | コゼンツァ |
マルコ・アンドレオッリ | キエーヴォ |
マルコ・モッタ | ウディネーゼ→ユヴェントス |
ルカ・トーニ | バイエルン→ジェノア |
マックス・トネット | 無所属 |
IN | |
アレアンドロ・ロージ | シエナ |
マルコ・ボリエッロ | ミラン |
パオロ・カステッリーニ | パルマ |
ファビオ・シンプリシオ | パレルモ |
アドリアーノ | フラメンゴ (BRA) |
ステファーノ・オカーカ | フラム (ENG) |
シモーネ・ロリア | トリノ |
ギジェルモ・ブルディッソ | インディペンディエンテ (ARG) |
2009/2010シーズン最後まで王者インテルを苦しめたローマは、夏のメルカートでボッリエッロやアドリアーノなど待望のプリマ・プンタを手に入れ、さらに交渉が長引き懸案されていたニコラス・ブルディッソも開幕後にインテルから完全移籍で加入。昨シーズンに引き続きジャッロロッソのユニフォームを着て戦う事となった。継続路線を敷きながら戦力に厚みを持たせることとなったローマは、インテルの牙城を崩す最右翼とされていたが、 開幕から8節を終えてまだ2勝しか挙げておらず苦しいシーズンスタートを切っている。
特に問題となっているのはディフェンス陣が安定感を欠いていること。8試合で失点12という数字はレッチェやバーリに次いで悪い数字で、攻撃に重きを置いたスタイルがローマの持ち味とは言え、好ましくない状況だ。これで逆に得点数が伸びていて、オフェンス面でカバー出来ていればまだ分からなくもないが現実はそうでは無く、現在7ゴールが総得点となっており1試合1ゴールを挙げられていない計算だ。 指揮官はクラウディオ・ラニエリで、選手の顔ぶれも大幅な変更はない。チャンピオンズリーグと二足の草鞋を履いていることによる疲労、フィジカル的な部分もあるだろうが最大の要因はメンタルにあるのかもしれない。ただ何かひとつきっかけさえ掴めば本来の姿に戻ることは可能だろう。
現在は週替わりでメンバーが入れ替わる苦しい展開。システムを固定できない事もローマが低迷している要因の1つだろう。9節で3勝目を掴み、順位は徐々に上がってきたが、10節のデルビーが今後を岐路となるだろう。
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