現在リーグ・ドゥのル・アーヴルで活躍しているアルジェリア代表MFワリド・メスルーブは、今冬の移籍市場での移籍を否定した。

メスルーブにはサンテティエンヌ、ブレスト、ロリアン、ヴァランシエンヌが獲得を狙っているという噂が流れていたが、本人は「公式なオファーは何もないよ。2部の選手は皆トップリーグでプレーしたいと思っている。でも僕たちは自分だけじゃ決められない。ル・アーヴルとの契約は2012年まで残っているしね。フロントも昇格という目標に向けてこの冬に僕を放出はしないだろう。もちろん、6月までに僕が欲しいというクラブがあれば問題ないよ」と語った。ル・アーヴルは現在6位と昇格を狙える位置につけており、このタイミングでチームの司令塔を放出する可能性は低いと見られる。

メスルーブは豊かな技術を武器としているチャンスメイカー。2007年から低迷するイストルで絶対的な司令塔を務め、2010年の1月に2年半の契約でル・アーヴルに移籍。初年度の1部昇格は逃したものの、期待に違わぬ活躍でチームの中心になっている。

(筆:Qoly編集部 K)

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