朝の記事で取り上げた、IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)発表の21世紀クラブランキング。その他の地域も見ていきたい。


アフリカは長く大陸のクラブシーンを牽引してきた北アフリカ勢が3位までを占めた。その中でもトップはやはりというか、2001年、2005年、2006年、2008年とここ10年で4度の優勝を誇る、エジプトの雄アル・アハリ。

トゥレ兄弟やエブエ、ゾコラなどを輩出したことで有名なASECミモザが4位にランクイン。2003年、2004年のアフリカ王者エニンバは8位。現在CL連覇中のマゼンベはランク外の26位となっている。

順位 クラブ名 国名 ポイント
1 アル・アハリ エジプト 1.201,5
2 エスペランス チュニジア 1.050,5
3 エトワール・サヘル チュニジア 1.008,5
4 ASECミモザ コートジボワール 940,5
5 コトンスポール・ガルア カメルーン 891,5
6 ザマレク エジプト 808,5
7 JSカビリー アルジェリア 793,0
8 エニンバ ナイジェリア 778,5
9 アル・ヒラル スーダン 766,0
10 FARラバト モロッコ 745,0
11 アサンテ・コトコ ガーナ 736,5
12 イスマイリ エジプト 725,5
13 ラジャ・カサブランカ モロッコ 696,5
14 スファクシアン チュニジア 695,0
15 マメロディ・サンダウンズ 南アフリカ 692,5
16 アル・メレイヒ スーダン 671,0
17 ペトロ・デ・ルアンダ アンゴラ 663,0
18 USMアルジェ アルジェリア 655,0
19 オーランド・パイレーツ 南アフリカ 595,5
20 ウィダド・カサブランカ モロッコ 594,0

続いて北中米カリブ海。

こちらはまさにメキシコ無双状態。代表レベルではライバル関係にあるアメリカだが、98年にDCユナイテッド、2000年にLAギャラクシーが優勝した以外はメキシコ、コスタリカ勢の壁を破れておらず、今回のランキングでもDCユナイテッドの21位が最高位という寂しい結果となった。「CONCACAFチャンピオンズリーグ」に改編されたここ2大会、いずれもベスト8に1チームしか送り込めていない現状を今年こそは打破できるであろうか。

順位 クラブ名 国名 ポイント
1 アメリカ メキシコ 1.270,0
2 グアダラハラ メキシコ 1.124,5
3 クルス・アスル メキシコ 1.084,0
4 パチューカ メキシコ 1.058,5
5 トルーカ メキシコ 1.023,5
6 サントス・ラグナ メキシコ 922,5
7 デポルティーボ・サプリサ コスタリカ 915,5
8 UNAM メキシコ 881,0
9 ムニシパル グアテマラ 848,0
10 オリンピア ホンジュラス 814,0
11 モナルカス・モレリア メキシコ 794,5
12 アラフエレンセ コスタリカ 773,5
13 モンテレイ メキシコ 753,5
14 ティグレス メキシコ 736,5
15 コムニカシオネス グアテマラ 653,5
16 アトランテ メキシコ 650,5
17 ネカサ メキシコ 641,5
18 アトラス メキシコ 639,5
19 CDマラトン ホンジュラス 633,0
20 FAS エルサルバドル 568,5

(筆:Qoly編集部 O)

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