サッカー選手に移籍はつきものであるが、慣れ親しんだクラブと対戦する際に見せる彼らの行動は多種多様だ。シティに移ったエマニュエル・アデバヨールのように古巣サポーターを挑発するものもいれば、カリム・ベンゼマのように敬意を払ってゴールを祝わないものもいる。そして、サンプドリアで充実したシーズンを送り、今冬からインテルの一員となったジャンパオロ・パッツィーニは後者のケースだ。

「僕にとって特別な試合になるだろう。ジェノヴァで過ごした2年間は素晴らしいものだった。バスであのスタジアムに着いた瞬間、こみ上げるものがあると思う」
「もし、僕がゴールを奪っても素直に祝うことはできないだろうね。もちろん、インテルでの勝利を望んではいるけど・・・、複雑な気持ちだよ。いつかまったく気にせずにプレーできると思うけど、いつになるのかな」

今週末、青と黒のユニフォームをまといサンプドリアのスタディオ・ルイジ・フェッラーリスに登場するパッツィーニ。はたしてドリアーニ(サンプドリア・サポーター)は彼をどのように迎えるのだろうか。

※パッツィーニのサンプドリアでのゴール集

(筆:Qoly編集部 T)

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