マイコンが累積警告により出場停止となったため、サンプドリアとの試合は右サイドバックとして出場。スナイデルとエトーのゴールでチームも勝利し、2試合連続フル出場を勝ち点3で祝った。監督のレオナルドはクラブの公式Webサイト上で「長友は完成されたサイドバックだ。すべて関してとても優れている」とべた褒めし、多くの日本のマスメディアも「長友、右サイドでも活躍」「チームに貢献」と好意的な評価を載せた。だが、本当に長友のパフォーマンスは評価されるべきものだったのだろうか。

世界中の言語に対応し、各国が独自に活動している『Goal.com』では、英語圏(国際版、アメリカ版、イギリス版)や現地のイタリア版では10点満点中の6.5点とまずまずの採点を受けている一方で、ドイツ版では辛口の4点。ユーザーが点数を付ける『YAHOO SPORTS! UK & IRELAND』では、5.6点となった。

上のデータをもとにすれば、「10人が評して全員が上出来と断言できるパフォーマンスではなかった」という評価が適切と言えるのかもしれないが、インテルのチーム状態、長友と周囲の連携不足が垣間見える段階で冷静に答えを出すことは難しいという判断か妥当か・・・。

いずれにせよ、周囲の盛り上がりに惑わされることなく、自分の目で彼のプレーぶりを追う必要がありそうだ。

(筆:Qoly編集部 T)

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