今季を持ってチームを去ることが決まっているルイス・ファン・ハール。当然、バイエルンがやらなくてはならないことは、その後任候補の選定だが、イギリスから興味深い話が届いた。

バイエルンの新監督候補について触れた『Telegraph』は、「最終候補は3名に絞られているが、そのうちの一人はマーク・ヒューズ」と報じ、「バイエルンは、彼に支払うべき給与と(現在指揮を執るフラム側へ支払う)違約金の発生。そして、彼が連れてくるであろうスタッフについて調査をしている段階にある」と補足した。

無論、他クラブから監督を引っ張ってくることはコストがかかるため、現実味が欠けるという見方はあるかもしれないが、バイエルンとヒューズの関係を紐解けば、より信じられるかもしれない。それは彼が現役時代にわずか1シーズンであるが1987-1988シーズンにこのクラブに在籍し、さらに、当時のジェネラル・マネージャが現在のクラブの会長であるウリ・ヘーネスであるということだ。

20年以上に渡る彼らの関係を持ってすれば、上記で挙げた障壁もクリアできるかもしれない。

(筆:Qoly編集部 T)

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