4月11日に行われたプレジデンツ・カップ決勝で0-4と大勝、アル・ワフダを完膚無きまでに叩きのめして優勝カップを手にしたアル・ジャジーラ。現在リーグでも首位に立っている。
だが、昨日のリーグ戦、2位に付けているバニヤスとの直接対決では苦戦することに。0-0の状態で迎えた後半22分、現在得点ランキング首位に立っているセネガル人ストライカー、アンドレ・サンゴールに先制点を許した。「今季最悪の内容」と評されたアル・ジャジーラは反撃もままならず、試合は終盤に突入する。
しかしアル・ジャジーラは最後に首位の意地を見せた。交代出場のアハメド・ジュマのシュートがディフェンダーに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。幸運な得点によって、何とか勝ち点1をもぎ取る格好になった。
アル・ジャジーラの主将であるエブラヒム・ディアキーは「まだプレジデンツ・カップの優勝を祝っている選手が何人かいたね。試合に集中していなかった。若い選手たちがプロフェッショナルなメンタルを持つには、まだ多くの経験が必要だよ」と語り、チームの不甲斐ない戦いに警笛を鳴らしている。しかし、
「まあ、ただ最後に同点に追いついて、勝ち点差を縮められることはなかった。結果には満足している。そんなに悪い結果じゃないよ」と、余裕も見せた。
現在アル・ジャジーラは2位のバニヤスに勝ち点10の差を付けて首位を独走している。
(筆:Qoly編集部 K)
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ