メルボルン・ヴィクトリー | 2 | - | 1 | 天津泰霎セ |
エルナンデス マスカット(PK) |
43' 45' |
37' |
チェン・タオ |
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ガンバ大阪 | 3 | - | 1 | 済州ユナイテッド |
アドリアーノ アドリアーノ 武井 |
26' 47' 88' |
67' |
シン・ヨンロク |
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ガンバ大阪がアウェイでの敗戦の雪辱を果たした。さらに3得点を上げたことで済州との直接対決でも上に立ち、グループリーグ突破に大きく近づいた。 済州は前節の悪い立ち上がりとは違い、シン・ヨンロクの周りのサポートの質をよく考えた形になっていた。くさびが入ると2列目は飛び出し、逆サイドのウイングはしっかり中に詰めてきた。決して攻撃的ではなかったものの、効率的なサッカーをしていたと言える。 しかし、今日はガンバが以前に比べてバランスを向上させていた。ポジションチェンジの量が減り、サイドハーフの守備意識も比較的高く、以前のような穴だらけの状態ではなくなっていた。とはいえ、序盤はポジションチェンジが少ないことによって攻撃の流れは乏しく、試合勘の欠如からかパスミスも多く、不安定ではあった。 だが前半の中頃から、縦に早い攻めや、バックパスで相手のラインを上げさせて一発で裏を取るような組み立てが見られるようになり、攻撃が効果的になった。そして26分に縦パスを収めたアドリアーノが一人で仕掛けてゴールを陥れ、先制点を奪取。アドリアーノは後半開始直後にも遠藤の浮き球で裏を取り、ガンバに追加点をもたらした。 その後、66分の交代から済州がツインタワーにしてパワープレーを仕掛けてきたことにより苦戦し、一旦は1点差に詰め寄られてしまう。しかし試合終了間際に右サイドを飛び出したイ・グノが基点となり、武井のミドルシュートが決まって3点目を奪取。苦しい戦いにはなったが、見事にノルマを達成した。 |
ペルセポリス | 1 | - | 3 | ブニョドコル |
アリフィ |
87' |
60' 72' 90+5' |
ラジャボフ カリモフ(PK) カルペンコ |
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ともに1敗2分けと後がない状況で迎えた試合はブニョドコルが制し、グループ2位に躍り出た。 ペルセポリスはセンターバック2人以外は全て攻撃的な選手を配置し、テクニックの高さを生かしてボールを保持し、チーム全体を高い位置に留めて積極的に得点を狙っていた。 それに対し、ブニョドコルはカウンターを狙う戦術を選択したが、決して守り一辺倒ではなく、攻めになれば人数を前にかけるものだった。そのため、試合は激しくチャンスを作り合う展開となった。 得点機が多かったのはむしろペルセポリスで、前半は特に試合のペースを握っていた。しかし彼らは今大会決定力に苦しんでおり、今日も例外ではなくチャンスを全く生かせなかった。 逆に好機を生かしたのがブニョドコル。54分にアスガリが極めて高い位置に上がってくることを利用し、右サイドにトリフノヴィッチを投入して裏を狙わせカウンターを強化。そして61分に彼の飛び出しからクロスが入り、ラジャボフが強烈なシュートをたたき込んで先制。見事にプランが当たった。 さらに71分にはラジャボフの飛び出しでモハマドのファウルを誘い、退場に追い込んだ上にPKを獲得。追加点を奪取した。その後DFがキーパーに任せたボールをアリフィに奪われるという大ポカから1点を失ったものの、試合終了間際にピンチをぎりぎりで防ぎ、相手が抗議して集中力を失った隙に得点を追加した。 |
アル・ジャジーラ | 2 | - | 3 | アル・ヒラル |
マブフート カセム |
44' 45' |
57' 65' 78' |
ヤセル・アル・カフタニ ヤセル・アル・カフタニ ラドイ(PK) |
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前半の終了間際に隙を突いたアル・ジャジーラが立て続けに2得点を上げたが、後半にアル・ヒラルが意地を見せて逆転。強豪としてのプライドを守った。 終始試合を優勢に進めたのはアル・ヒラル。カウンターを狙ってくる相手が、前線の選手の足元や頭に入れてくることを読んでインターセプトを狙い、ボールを保持し、波状攻撃を仕掛けていく。アル・ジャジーラの個々のチェイシングは強烈だったが、布陣が間延びしており連動性が乏しかったため、時折ピンチを迎える程度で済んでいた。 ところが前半終了間際、その少ないピンチから失点してしまう。カウンターから右サイドをジュマ・アブドゥラに破られ、サイドチェンジを許す。さらにカセムのアーリークロスをヒラル・サイードに折り返され、フリーになったマブフートにゴールを陥れられた。さらにその直後、ヴィルヘルムソンがバックパスをカセムにカットされるという致命的なミスを犯し、あっという間に2点のビハインドを背負うことに。 だが後半、決定力を欠いていたアル・ヒラルがようやく覚醒。57分にヤセル・アル・カフタニの直接フリーキックが壁に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれて1点目。65分には再びヤセル・アル・カフタニがラドイのアーリークロスに飛び出して2点目。さらに78分、コーナーキックの際にハウサウィがタックルを受け、PKを獲得。ラドイがきっちりと決めて逆転を果たした。 |
アル・イティハド | 0 | - | 0 | アル・ワフダ |
国内リーグで8位と低迷しているアル・ワフダに対して、アル・イティハドは終始攻撃を狙っていたもののチャンスを生かせず。スコアレスドローで終了となった。 このところ調子が上がらなかったアル・ワフダ。しかし決して悪い内容ではなかった。かなり守備的な形を取っていたが、マグラォンがゲームメイクをし、マタルとウーゴが左で近い位置を取って相手を引きつけ、アル・シェヒ周辺にスペースを作って長いボールを通すという効率的なカウンターを序盤に成功させていた。 もちろんそれはアル・イティハドがピリッとしていなかったからである。アル・ワフダのやっていることは上述の戦術一辺倒であったが、前半は全くそれを封じるための狙いのある守備をしていなかったし、攻撃でも相手を見てプレーしていなかった。自分のやりたいことだけをやっていた。 ただ、さすがに強豪だけあって徐々に改善を見せた。特にハーフタイムには指示がなされたらしく、守備では高い位置からプレスに行って前線にパスを通させないこと、アル・シェヒに簡単に前を向かせないことを徹底。攻撃でもサイドバックが裏に弱いことを利用し、積極的にスルーパスをサイドに通した。 こうして攻撃力を高めペースを握ったものの、アル・イティハドも結局決定力を欠き、勝ちきることは出来ず。お互いに痛み分けという結果となった。 |
(筆:Qoly編集部 K)
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