頚骨と腓骨骨折という重傷を負い昨シーズンを棒に振ったインディペンディエンテのMFワルテル・ブッセ(Walter Busse)にさらなる災難が降りかかった。

26日、プエルト マデロにあるレストランで兄ルイスと夕食をともにしていたブッセは魅力的な女性3人にアプローチされると、愛車ミニクーパーで自宅アパートへと直行。だが、2人の兄弟が眠りから覚めたのは12時間以上も経ったあとだった。

翌日のチームトレーニングにブッセは顔を見せず、さらに親族から2人が目を覚まさないと連絡を受けたチームドクターがアパートに駆けつけ、そこでようやく目を覚ました彼らの目に映ったのは、もぬけの空となった自宅だった。

そのやり口から "Viuda Negra (※黒き未亡人と呼ばれる毒グモ)"と表される女性たちはシャンペンに睡眠薬を混入して2人を眠らせたあと、共犯者とともに現金、32インチのプラズマテレビ、パソコン、腕時計、携帯電話2台などの貴重品にミニクーパー、さらにはガールフレンドからのプレゼントであるシャー・ペイ犬までありとあらゆる物すべてを持ち去ったとみられている。

(※世界三大毒グモの一種で、交尾後に毒のあるメスが無毒のオスを食べてしまうことから未亡人の名が付いているそう)

睡眠薬が相当に強力だったこともあり、まだ薬の影響下にあるブッセは死なずに済んだことは不幸中の幸いと神への感謝を述べ、チームとファンには謝罪した。

が、24歳になったブッセの悲劇はこれに留まらず、このスキャンダルにショックを受けたガールフレンドSolange RivasはTwitter上で怒りと悲しみをブチまけた。

特に愛犬の存在は大きかったようで、結局2人の関係は終わりを告げた。財産だけでなく大切な人まで失ってしまったブッセ。まさに泣きっ面に蜂・・・。

【ニュース映像2】

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