ブンデスリーガの1部と2部を運営するDFL(ドイツサッカーリーグ機構)は16日、早くも来季の公式試合球を発表した。

ドルトムントのフンメルス。

DFLは2010-11シーズンに初のオフィシャルボールスポンサーを導入し、Nikeに競り勝って4年契約を結んだ地元のadidasが、「Jabulani」ベースの「Torfabrik」(英語でゴールファクトリー)を投入。ジャブラニといえば、8枚の特殊なパネルを貼り合わせてパネル同士の接合部にできる溝をなるべく減らし、ボールの表面に設けられた溝で空気の流れをコントロール。軌道を安定させようという作りだった。

ところが今回発表された新「Torfabrik」では、パネル接合部が明らかに増加。表面の凹凸の形状も以前とはかなり異なっており、adidasの方針転換があったことを伺わせるボールとなっている。


新型(上)と旧型(下)の「Torfabrik」。明らかに構造が異なっているのが分かる。



これは6月から開催される女子W杯の公式試合球、改良型「Jabulani」の「Speedcell」。
今年のJリーグでも使用されている。

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