今季プレミアリーグの得点王となっただけではなく、自身が残留希望を表明したことにより、ディミタール・ベルバトフの移籍の噂は消滅したかに思われたが、現地ではまだまだ存在しているようだ。
イングランドの現地メディアによると、ユナイテッドの指揮官アレックス・ファーガソンは、シーズン中盤戦以降に復活したウェイン・ルーニーと、プレミアリーグ一年目から爆発したハビエル・エルナンデスの2トップも主武器と考えており、さらに、そのバックアッパーにはレンタルで出されているダニー・ウェルベックやマメ・ディウフを据える考えを持っており、高額な元ブルガリア代表ストライカーについては買い手を探しているようだ。
そして、現在、その移籍先の最有力とされているのが、ベルバトフの古巣であるトッテナム。昨季はFW陣の得点力不足に悩まされたことで、ハリー・レドナップは得点源の確保に奔走しており、エスパニョールのパブロ・オスヴァルド、セビージャのアルバロ・ネグレドなどの名前も挙がっているが、イングランドでの実績があり計算のできる元エースに白羽の矢を立ててもおかしくないだろう。
プレミアリーグで最もゴールを上げたが、後半戦はベンチ生活に。
(筆:Qoly編集部 T)
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ