2011年6月23日(木) - エスタディオ・コレジディラ(ケレタロ)
Burkina Faso
0
0-2
0-1
3
Germany






得点者
4'
26'
64'
ギェンター
アイシチェク(PK)
ヴェイザー


初戦エクアドルに6-1と大勝したドイツが、第2節でも力を見せつけた。ブルキナファソ相手に終始ペースを握り、0-3と大きく突き放して2連勝。決勝トーナメント進出を決めた。

試合開始からわずか5分、早くもドイツは先制点を奪取。左サイドからアイシチェクのフリーキック。相手のオフサイドトラップ失敗を見逃さず、フリーで飛び出したイェジルがヘディング。それをギェンターがゴールに押し込んだ。

このリードを生かし、この後はブルキナファソの攻める意識を利用しつつ試合を支配。相手はドリブルの技術はあるがパスやトラップの精度が低い。サナのスピードで何度か裏は取られていたが、無駄なファウルをほとんどしなかったこともあって、それ以外ではピンチは訪れなかった。

ペレ―とギェンターからの精度の高いボールを生かして前にボールを収め、押し上がったら切り替え早くプレスをかけてミスを誘いボールを奪う。そしてアイディン、アイシチェク、イェジルの素早さとアイデアで守備を切り裂く。26分には裏に飛び出したイェジルがパロに倒され、PKを獲得。リードを2点に広げた。

この後は退場者を出した相手をさらに翻弄。後半になっても勢いは衰えず、多くのチャンスを生み出した。そして64分に追加点。右サイドのスローインから、ヴェイザーがアイシチェクとのコンビでゴール前に進出しシュート。キーパーに当たったが弾かれたボールがゴールの中に転がり、ラインを割った。

一方大敗したブルキナファソ。もちろん相手が強かったこともあるが、ジャッジにも適応できなかったことも大きかった。27分には早くもバンバがカンのドリブル突破に対してファウルを犯し、2枚目の警告を受けて退場。その後もデリケートな判定がされる中でラフなプレーを連発し、セットプレーを与え、カードをコレクションした。

82分にも途中出場のゼルボがケディラに対してのタックルでレッドカードを受け、2人目の退場者を出した。これも足裏は見せたとはいえ掠った程度であったが、この試合の基準であれば厳しいジャッジが下されることは目に見えていた。終盤になればなるほど人数が減ってしまえば、いい反撃など出来るはずもなかった。

ツꀀ

なお、他の試合の結果は以下の通り。

●グループE / パナマ 1-2 エクアドル 【得点:アギラル(33') / ホルダン(61')、セバージョス(83')】

●グループF / オーストラリア 0-1 ブラジル 【得点:アドリャン(76')】

●グループF / コートジボワール 4-2 デンマーク 【得点:スレイマヌ・クリバリ(23' 37' 41' 69'(PK))/ ゾホル(9')、フィッシャー(32') 】


(筆:Qoly編集部 K)

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