チェゼーナへの移籍が決まったフィオレンティーナのアドリアン・ムトゥだが、ミランへの移籍に近づいていたと報じられている。

フィオレンティーナとミランは、ムトゥとアントニオ・カッサーノのトレードで合意していたという。しかし、移籍が成立しなかったのは、ムトゥがミランに対して4年の契約を求めていた事が要因との事。ミランは中堅・ベテラン選手との契約延長に慎重な傾向あり、32歳のムトゥに対して4年の契約を提示する事は不可能であったと見られる。最終的に元ルーマニア代表のムトゥはチェゼーナへの移籍を選んだ。

カッサーノについての情報は流れていないが、先日もナポリのマレク・ハムシークやフィオレンティーナのリッカルド・モントリーヴォとのトレードが報じられるなど、移籍の噂が絶えない。今回、ムトゥとのトレード話の存在が明るみに出た事で、カッサーノの未来はミラネッロには無い事を案じているのではないだろうか。

(筆:Qoly編集部 L)

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