2011年6月25日(土) - エスタディオ・イダルゴ(パチューカ)
Canada
0
0-0
0-0
0
Rwanda

グループCの生き残りを賭けた大一番。お互いに勝利を収めれば決勝トーナメント進出の可能性は高いが、逆に万一引き分けであれば両チーム共に敗退が決定する崖っぷちの試合。激しい戦いになる要素は揃っていた。

しかし内容はその通りとは行かなかった。序盤こそカナダはボールを広く動かし、ルワンダはカウンターで前線のドリブラーが仕掛けてチャンスは作ったが、これも互いに守備がスロースタートだったため。15分も過ぎるとお互いに攻め手がなくなってきた。

カナダはボールは繋ぐもゴールに向かう手段が乏しく、ペトラッソやエッサはトラップが安定せず、仕掛けてもすぐに吹き飛ばされてしまう。アレマンが時折放つミドルも可能性は乏しく、ジャラリもチャンスは数少なく決定機も決められなかった。

ルワンダは攻めが強引に過ぎ、とにかく一人でボールを持って何とかしようとしていた。結果として無理なロングシュートが多くなり、サイドを抉っても中に人が全くいないなどポジショニングのバランスも悪かった。

終盤にはカナダの守備がよりルーズになったためルワンダが一方的に押す展開となったが、その中でも決定機と呼べるような場面は全く生まれず。結局得点の気配がないままスコアレスドローで終了した。

この結果対戦した両チームは敗退が決定。逆に昨日日本に敗れたアルゼンチンが全グループの3位の中の成績上位4チーム以内を確定させ、奇跡の決勝トーナメント進出を成し遂げる結果となった。

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なお、他の試合の結果は以下の通り。

(※ 先日お伝えした決勝トーナメントの組み合わせについて情報に誤りがありました。日本がベスト16で勝利した場合、次に対戦するのはエクアドルとグループF1位の試合の勝者となります)

●グループC / ウルグアイ 0-2 イングランド 【得点:シャロバ-(45')、クレイトン(58') 】

●グループD / チェコ 1-2 ウズベキスタン 【得点:ユリシュ(23'PK) / ハキモフ(44')、マフスタリエフ(73')】

●グループD / アメリカ合衆国 0-0 ニュージーランド


(筆:Qoly編集部 K)

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