Paraguay
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0
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Venezuela
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得点者
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延長戦0-0、PK戦5-3でパラグアイが決勝進出
パラグアイがPK戦の末にベネズエラを下し、1979年以来32年ぶりの決勝進出を決めた。
前半の序盤はパラグアイ、中盤から終盤はベネズエラの流れとなったがゴールは生まれず0-0。序盤、ベネズエラはパラグアイのメンバー変更と変則的な布陣に対して苦心し、やや押し込まれる展開が続いたが、時間の経過とともに慣れてくると、これまでの戦いどおり、カウンター、そして終盤にはセットプレーからゴールへ迫る。逆にパラグアイは試合が進むにつれて引いたベネズエラに攻め手を失い、あわや失点のシーンもクロスバー、またビジャールの好セーブに助けられるなど、後半へ向けて変化を求められる展開となった。
しかし後半、試合は膠着。パラグアイはエスティガリビア、サンタクルスの交代カードに変化を求めたが、サンタクルスが投入からおよそ5分で負傷交代。全体の運動量も落ち、ゴールが遠い。ベネズエラは一貫してカウンター、セットプレーを続けるが、パラグアイも守備面では粘り強く対応。お互い決定機を迎えられないまま、延長戦へ突入する。
延長はブラジル戦に続く延長戦で疲労困憊のパラグアイに対し、ベネズエラの波状攻撃が続いたが、フィニッシュの精度を欠く、また、シュートがポストに嫌われるなどツキもない。さらに試合はここから荒れ模様となり、パラグアイはサンタナが退場、マルティノ監督、コーチが退席を命じられるなど苦しい状況に追い込まれたが、最後のところで守備陣が”グアラニー魂”の粘りを発揮。PK戦へ持ち込むと、5人全員が決めて勝利をモノにした。
パラグアイはグループリーグから5試合連続引き分けながら決勝進出。ベネズエラは延長戦で勝負を決められず、悔しい悔しい敗戦。試合終了後には両チーム入り混じっての乱闘騒ぎとなった。
(筆:Qoly編集部 H)
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