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1月8日、元メキシコ代表GKオマール・オルティス・ウリベ氏が誘拐事件に関与した疑いで逮捕されたとBBCニュースが報じた。

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オマール・オルティス氏は1976年生まれの35才で、“エル・ガト(猫)”の異名を取ったGK。モンテレイでデビューし、その後ハグアレスやネカクサなどで活躍。2002年のゴールドカップでは代表チームのメンバーに選出されている。2009年にモンテレーに復帰したが、2010年にステロイド摂取が明らかとなり、ドーピング違反で長期の出場停止処分を受けていた。

ヌエボ・レオン州の発表によれば、彼は主に拉致のターゲットとなる裕福な人間を選定する作業に関わり、ギャングを指揮し、報酬を貰っていたという。

オルティス氏は土曜の夜に他の容疑者と共に逮捕された。彼らのグループは2011年の後半に72000ドルの身代金を要求したと申し立てされている。当局によれば、彼らはビジネスマンをターゲットにし145万ドル以上の身代金を受け取ったとのこと。その犠牲者には、昨年10月に拉致されたメキシコ人歌手グロリア・トレヴィの夫も含まれているようだ。

彼の取り調べについては、当局の広報を務めているホルヘ・ドメネ氏が進行状況を明かしている。

「2010年4月に出場停止処分を受けた後、今から一年以上前にギャングと知り合い、誰を誘拐するか指示することに協力した、と自白した。その引き替えに7260ドル以上の報酬を貰った。少なくともこれを2回以上行った、と告白している」

もし有罪になれば、オルティス氏は50年以下の懲役刑に処される可能性がある。

(筆:Qoly編集部 ◆)

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