ナポリとのカードを0-1で落とし、ここのところ公式戦8試合で7敗と最悪の状態にあるインテル。その最大の理由はプレーヤーたちをまとめきれていないクラウディオ・ラニエリにあると見る向きも強くなっているようだが、クラブの会長を務めるマッシモ・モラッティも解任を検討し始めているようだ。
『Gazzetta dello Sport』によると、モラッティは、ナポリ戦後すぐに悩める指揮官を解任することは避けたが、代わりに監督交代の必要性を再考。月曜日にはフロントを集めて、この問題のためにミーティングを開く準備を進めているとのことだ。
一方、ラニエリ自身は「私が会長の立場であったら、『ラニエリに責任はない。続けるべきだ』と言っているだろう。辞めなければいけない理由がないよ」と語るなど、すぐに敗戦のことは切り替え、我関せずの様子。
今季はシーズン開幕から一カ月足らずでジャン・ピエロ・ガスペリーの首を切るなど、既にトップの付け替えを敢行しているインテルが、再び監督交代の策に走る可能性はどれほどあるのだろうか。
(筆:Qoly編集部 T)
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