これまでアルセーヌ・ヴェンゲル政権下におけるアーセナルの補強戦略は、大金を要するビッグネームの獲得をあえて避けるようにしてきたが、今夏はその方針を変更する可能性が高まっているようだ。

イングランドのいくつかのマスメディア情報を複合すると、現在、今夏のターゲットとしてリストアップしているのは、マリオ・ゲッツェ(ドルトムント)、ルーカス・ポドルスキ(ケルン)、ヤン・ヴェルトンゲン(アヤックス)、ハビ・マルティネス(アスレティック・ビルバオ)の4名。特にポドルスキ、ヴェルトンゲンの両名については、既に具体的な話も進んでいると言われ、交渉がまとまる可能性は高いと見られている。

一時期、今夏の移籍市場における最優先候補として噂されたエデン・アザール(リール)については、獲得レースの激化によりやや慎重になっている様子だが、仮にも上記の4名のうち数名が新たにガナーズの一員となれば、黄金時代の復活も大いに期待できる陣容が完成するだろう。

なお、マンチェスター・シティ、バルセロナ、ミランなどへの移籍説が囁かれているロビン・ファン・ペルシーについては、クラブは週給15万ポンドを提示して引き留めに全力を尽くすと見られている。

(筆:Qoly編集部 T)

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