FC東京 2 - 2 蔚山現代
徳永
梶山
37'
82'
80'
88'
キム・スンヨン
マラニョン
FC Tokyo, Ulsan Hyundai

第1節でJリーグ勢唯一の勝利を挙げたFC東京。しかしホームで迎えた蔚山現代との第2節は惜しくも引き分けに終わり、連勝はならなかった。

序盤は蔚山の堅い守りに苦しめられた。コンパクトでポジションを動かしすぎず、ボールを回させつつも縦パスは必ず潰しに来る。FC東京は後方では繋げるが、前に持って行こうとすると基点が作れず、よってサイドにも大きなスペースを見つけることが出来ない。そしてイ・グノやキム・シヌクに入ってくるロングボールからのカウンターでピンチを迎えていた。

しかし、徐々に相手のやり方に慣れ始めるとボールが前に動くように。特に石川は顕著であったが、楔のボールに対してはとにかく速く叩き、詰まりそうなときはスペースに飛び出してロングボールを要求する。37分にはその石川の飛び出しからCKを獲得。マイナス方向のパスを徳永が粘ってループシュートに持ち込み、先制に成功した。

後半になると早い時間で蔚山が長身FWキム・シヌクを諦めたことにより、FC東京にとってはイ・グノのスピードさえ抑えていれば大丈夫という状況となり、より攻撃に掛かる時間が増加した。

しかし80分にCKをクリアした後にラインを上げた裏のスペースを利用され、途中出場のマラニョンに飛び出されてしまい、キム・スンヨンの同点ゴールを許す。

すぐさま梶山が突き放すも、88分に再びフィード一発でマラニョンの飛び出しを受け、ループシュートを決められてしまう。内容は悪くはなかっただけに、攻めに入りすぎたところで勿体ない追いつかれ方であった。

アデレード・ユナイテッド 2 - 0 ガンバ大阪
イ・スンヨル(OG)
マレン
17'
24'




Adelaide United, Gamba Osaka

初戦を燦々たる内容で落としたガンバ大阪は、第2戦でもパフォーマンスが上がらずアデレード・ユナイテッドに完敗。今シーズン開始から公式戦4連敗と泥沼状態である。

最初は武井がサイドに出た4-4-2で、ポジションを固定せずにスタートしたものの、10分くらいからパウリーニョ、イ・スンヨルがサイドに開いて上記の4-2-3-1に変化。

しかし内容は向上せず、前節と同じようにただパスを回すだけで、追い越しやサポート、引きつけてからのミドルパスやサイドチェンジの狙いがなく、全く効果的なポゼッションが出来ない。また守備でもどこからボールを奪うのかがはっきりせず、プレッシャーが掛からない。

そしてセットプレーでの守備でも崩壊し、前半のうちに2失点を喫することとなる。17分にはヴィドシッチのFKからマレンにフリーでヘッドを許し、クロスバーに弾かれたところをブーガード、マレンにさらに触られ、最後にイ・スンヨルが弾ききれずオウンゴール。24分にもカシオのFKから裏をマレンに破られ、実にあっさりとビハインドを広げられた。

2失点した後にフォーメーションは遠藤が下がって4-3-3に変化。終盤になって寺田が投入され、遠藤がボランチに下がる。すると、ようやく彼の前に人がいる状態となりゲームを組み立てる場面も生まれたが、全体的な運動量の少なさは否めず。フレッシュな佐々木や二川も、サポートが乏しく活躍は出来なかった。

(筆:Qoly編集部 K)

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