レヴァークーゼンの名スカウトであるツィーグラー氏が今シーズン一杯で引退することが発表された。57歳のツィーグラー氏についてBild紙が特集。ツィーグラー氏は引退する理由を以下のように述べている。

「私は11月に燃え尽きてしまった。それに完全に気づいてしまった。今は良い感じだよ。クラブにとって素晴らしい解決策も見つけることができたからね」

ブラジルのコネクションを生かし何人もの良い選手を獲得してきたレヴァークーゼン。ツィーグラー氏はブンデスリーガでの国際的なスカウトの草分け的存在でもある。 彼が見出した選手にはキルシュテン、ジョルジーニョ、ルシオ、エメルソン、ゼ・ロベルト、ベルバトフ、ヒーピア、ラース・ベンダーなどそうそうたる名前が挙がる。そんな彼らを見出したツィーグラー氏にはとあるモットーがあるようだ。

「私のモットーは常に以下の通りだった。我々が他から良い選手だけを必要とするわけではない。キャプテンを必要としている。ジョルジーニョ、エメルソン、ルシオはキャプテンだった」

23年間レヴァークーゼンのスカウトを務めたツィーグラー氏。10000を超える試合を観戦、2000回に渡って海外での視察に明け暮れていたという。

「私は昨年後半に燃え尽きてしまった。現在私は素晴らしい時間を振り返っているし、ビッグチームと共に働くことができたことを感謝している」と述べた。たくさんの才能あふれる選手を見出してきたツィーグラー氏のこともファンはまた語り継いでいくだろう。

(筆:Qoly編集部M)

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