「ルーカス・ポドルスキの加入が秒読み段階」と報じられるなど、新シーズンに向けて着実に補強を進めているアーセナル。さらに、今夏には数名のスタープレーヤーの獲得に動くと噂されているが、昨夏にガナーズの一員となったミケル・アルテタはこの流れに少し懐疑的な目を向けているようだ。『talkSPORT』からのインタビューの中で「アーセナルに必要なことは大型補強ではない」と自論を語った。
「たしかに、大金を使ってトッププレーヤーを招けば、そのチームにチャンスは訪れるかもしれない。より強大な集団を組織すれば、チームの色も変わってくるだろうしね。だけど、僕に言わせてみれば、アーセナルが抱えていた最大の問題点はチーム力の欠如ではなく、怪我人の多さにあったと思う」
「この問題は本当に大きな打撃を与えたよ。長期に渡って故障離脱するプレーヤーが発生してしまったからね。チーム全体に大きな影響を与えてしまった。これまでにも何度も話しているけど、今季のアーセナルは、同じ11人でプレー出来た試合は10試合から15試合ぐらいしかないんじゃないかな。この状況では、チーム力が十分かそうでないかの議論にはならないだろう」
「実際、怪我人が戻ってくるようになってからはチームも再スタートを切って、好結果を収めている。だから、このチームにとって最も重要なことは故障離脱者を発生を止めることにあると思うね」
(筆:Qoly編集部 T)
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