暫定を除けば10年ぶりとなる自国人指揮官

ガーナサッカー協会は、新たな代表監督にアクワシ・アッピアー氏が就任することを発表した。契約期間は2年間。

アクワシ・アッピアー氏は今年51才になるガーナ人監督。現役時代は左サイドバックとして活躍し、ガーナ代表のキャプテンを務めた。

指導者に転身後は2002年のアフリカネイションズカップにオサム=ドゥオドゥ氏のアシスタントコーチとして参加し、その後10年に渡って各指揮官の下でスタッフを務めている。協会は無名の彼を監督に昇格させたことについて、「国内の事情に精通している」ことを挙げている。

アッピアー氏は今後の戦いについて意欲をみせる。

「プレッシャーのない仕事などあり得ない。大切なのは、それに惑わされずに、自分の考える道を貫くことだと思う。

私はいつも良い選手を探している。国内リーグも調査し、そして最高の選手を選びだそう。代表に選ばれるのに、プレーしている場所は関係ない。全てのポジションに競争力がある選手を揃えたい。目標を達成するために最善を尽くし、できる限りの結果を残せるようにしたい。

結局は監督は結果で判断されるものだし、私もそれを受け入れる。テクニカルスタッフ、選手、メディア、協会、さらに全てのガーナ人のサポートがあれば、きっと成功することが出来る」

アッピアー氏の初陣は、6月1日に行われるレソトとのワールドカップ予選となる。

(筆:Qoly編集部 K)

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