「テクニカルディレクターは役者不足だ」

4月23日、ヴァンガード紙は「フィニディ・ジョージが、代表のテクニカルディレクターに就任したトム・サンフィートと協会を批判した」と報じた。

トム・サンフィートは1973年生まれのベルギー人指導者。母国以外にもカタール、フェロー諸島、ドイツ、フィンランドなど様々な国で指導した経験を持ち、近年はエチオピアやナミビア、ジンバブエなどの代表監督を務めた。

今年3月28日、ナイジェリア代表のテクニカルディレクターに4年契約で就任。給与は月当たり2万ドルと言われている。

かつて代表選手として活躍し、アヤックス、マジョルカ、ベティスなどでプレーした経験を持つフィニディ・ジョージは、主に彼の実績に不満を述べる。

「協会にも何か理由があるのかもしれんがね。私は、ナイジェリア代表のテクニカルディレクターとして、ふさわしいとは思えないね。彼を雇うような段階はとうに過ぎていると思うよ。

いいかい。ナイジェリアにはね、欧州のトップレベルで活躍した選手がたくさんいるんだ。有名で偉大なコーチを雇うんであれば、それは分かるけどね。

70年代や80年代は、ナイジェリアは多くの基礎を学ぶ段階にあった。あの時期なら分からんでもない。しかし、今は違う。多くの選手が欧州に進出し、大きなクラブでプレーしている。はるかに良いサッカーが出来るんだ。

私はトム・サンフィートより年上だよ。そして海外のビッグクラブでプレーした人間だ。そして、私は彼の実績を全く知らないのだがね」

(筆:Qoly編集部)

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