オセールの降格が決定、1980年以来の2部リーグへ

5月13日、フランス1部・リーグアンの第37節が行われた。首位モンペリエがロスタイムに決勝ゴールを決める劇的な試合を見せ、2位のPSGとの差を3に留めて、優勝へまた一歩近づいた。

一方、残留争いではさらに大きな動きがあった。

17位のソショーはカーンに、18位のブレストはヴァランシエンヌにそれぞれ勝利を収め、降格圏内を脱出した。そして16位に付けていたアジャクシオがリヨンと引き分け、勝ち点を38に乗せて18位に。

そして最下位に沈んでいたオセールは、スタッド・ヴェロドロームでマルセイユに3-0と完敗。この結果、オセールの勝ち点は34のまま変わらず、最終節の開催を待たずに19位以下が確定した。

さらに、来週末のモンペリエ戦で引き分け以下の結果であれば、ホームで降格決定済みの上、相手の優勝セレモニーを目の当たりにするという屈辱的なシチュエーションとなる。

フランス屈指の育成機関を持つ名門として知られるオセールは、79/80シーズンにディヴィジョン・アン(当時)に昇格して以来一度も2部に降格した経験がない。

この数年、フランスではストラスブール、RCランス、ナント、モナコという名門が下部リーグに落ち、まだ復帰が叶っていない。ストラスブールに至っては財政が破綻してしまいアマチュアリーグへと降格させられた。

果たして、オセールは1年でリーグ・アンへ戻り、再び定着することが出来るだろうか?

(筆:Qoly編集部 K)

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